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気になる言葉=「吸う人も吸わない人も快適に過ごせる街を実現する」、

 「吸う人も吸わない人も快適に過ごせる街を実現する」ーこの言葉は12月7日、都独自の受動喫煙防止を周知するため、「健康ファースト」と打ち出したシンボルマークを発表した際、記者会見で小池都知事が語った言葉です。
 しかし、この表現はJTが盛んに主張している言葉と全く同じですね。「吸う人も吸わない人も仲良く」などと、勝手なことを言っていますが、これはむしろ、喫煙者が内心やめたいと思いながら吸っていることに対して、神経逆なでの言葉ではないでしょうか。
 非喫煙者が、タバコを吸えない場所がどんどん増えていることを歓迎するのは当然ですが、喫煙者は内心怒っているというのが実態でしょう。「吸う人も吸わない人も快適に…」というのは欺瞞です。
 「言葉」というのはとても重要で、例えば、日本でタバコ問題に大きな注目が集まったのは、41年前にコピーライター中田みどり氏が提唱した「嫌煙権」がキーワードとなってその後の「禁煙運動」の大きな水先案内となったのは皆さまご存知のことと思います。
 また「愛煙家」という言葉がありますが、これも現実を無視した表現で、「煙」を愛している人などほとんどおりません。この言葉は、JTの前身、日本専売公社時代に、「愛妻家」「愛犬家」などプラスイメージの言葉の「妻」「犬」に「煙」を当てはめて、「愛煙家」としたのがルーツであり、やめたいと思いながら吸っている多くの喫煙者は決して煙を愛しているわけではないのです。
 「嗜好品」も問題です。誰でも、いくつかの趣味や嗜好を持っていますが、タバコ以外に「やめたい」と思いながら続けている「趣味」や「嗜好」はないはずです。
 この「愛煙家」と「嗜好品」という言葉が、多くの日本人、特にタバコを吸わない人にも悪影響を与えていると私は考えています。
 「愛煙家」「嗜好品」「吸う人も吸わない人も快適に」などという言葉・表現をなくしていくことが、日本におけるタバコ問題解決の重要な課題と思います。

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我が家のネコ

 我が家のネコ「ミー」は、13年前、道端に捨てられていて、死ぬ寸前だったのを長男が拾ってきて、なんとか生命をとりとめ、当時、調布市の公団アパートで飼われていました。ところが5年前、飼い主の長男が連れ合いの実家の近く、北九州市に引っ越すこととなり、仕方なく我が家で預かることとなってしまいました。
 現在13歳となって、毎日の食事の世話や、うんこ・オシッコの始末など、手がかかっておりますが、家族の一員として可愛がっています。そのミーが大晦日、トイレに行ってオシッコを出そうとしているのですが全く出ません。
 朝から何回か、その状態が続いていたので、カミさんと一緒に、年末・年始で休診だった動物病院に連れて行きました。先生の診断は、どうやら膀胱炎とのこと。夕方まで預かってもらって、無事オシッコが出るようになりました。
 実は、ネコを飼うのは2匹目でした。30年ほど前に「マリ」と名づけたヒマラヤンのふさふさした可愛いネコで、20年間、一緒に過ごしましたが、晩年はがんにかかってしまい、顔がだいぶ腫れてしまって、「ネコ相」もだいぶ変わってしまいました。
 カミさんが可愛がっていて、「もうネコを飼うことはない」と言っていたのですが、長男の引っ越しという緊急事態となってしまい、2匹目のミーと暮らすことになってしまった経緯があります。あと何年生きるかわかりませんが、せいぜい可愛がっていきたいと思っております。
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