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100回目迎えた「タバコフリー銭湯の会」

 8月24日、練馬の久松湯という銭湯で「タバコフリー銭湯の会」の第100回目が行われました。
 8年前、2011年にスタートした際は「スモークフリー銭湯の会」で、この名称のまま、ずっと99回目まで毎月1回、都内各区の銭湯に入ったあと、その銭湯の近くにある禁煙の飲食店で楽しく懇談、というスタイルで継続してきました。代表は、大の銭湯ファンの寺嶋法子さん。普段は自転車で近くの銭湯を巡っていました。東京都の銭湯組合が企画した「銭湯お遍路巡り」も1冊・88か所の銭湯のスタンプを押す欄があり、難なくこれをクリアして、現在は270軒ほどの銭湯を訪ねています。
 私も銭湯が大好きで、週に最低2回は世田谷、渋谷、杉並、新宿、そして銭湯の会の銭湯を巡っていますが、寺嶋さんにはとても敵いません。銭湯の良いところ。それはまず、のびのびと手足を伸ばせることです。自宅のマンションの風呂は狭くて、手足を縮めて入っていますが、銭湯は伸ばし放題です。そして、露天風呂と水風呂、ジャグジー、電気風呂など、バラエテイーに富んだ入り方が出来るのが嬉しいですね。特に私が好きなのが水風呂です。冬のさ中でも、よく温まった後、水温15度~18度の冷たい水風呂に入って体を冷やします。約1分。そしてまた熱い風呂に入って1分。これを最低5回は繰り返します。これで湯冷めは全くなし。夏は夏で、猛暑の中、水風呂に入って冷をとると、体がしゃんとしますね。そして電気風呂とジャグジーで背中、腰をトリートメントすると、疲れがどこかに飛んでいきます。
 8月24日は、ハプニングがありました。久松湯から出て、寺嶋さんが「食べログ」で見つけて予約していたお店に行ったところ、「禁煙」はランチタイムだけで、夜は喫煙OKの店だったのです。店には二組ほど客がおり、吸ってはいませんでしたが、参加した平田信夫さんから「100回記念の日に喫煙店ではいかがか」という声もあり、佐々木恵司氏も同様の意見で急遽その店を出ました。
 ぶらぶら歩いて禁煙の店を探していたところ、佐々木氏が、蕎麦屋の前で指を指しています。「あだちや」という蕎麦店で、お店の前に「禁煙」という表示がはっきり書いてあり、一も二もなく、すぐその店に入りました。さっそくビールで乾杯。枝豆、板わさ、天ぷらもとても美味しく、私は〆に上カツ丼を食べて、大満足でした。
 「タバコフリー銭湯の会」、私が用意した色紙には、佐々木氏が「200回めざして続けましょう」と書いてありましたが、するとあと8年後となります。果たして90歳まで元気で銭湯通いが出来ますかどうか…(笑)。
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映画「田園の守り人たち」を観て

映画「田園の守り人たち」を観て

事務所から徒歩7分の神保町交差点のすぐ近くに「岩波ホール」があります。
岩波ホールは、ヨーロッパの映画を中心に、素晴らしい映画を選んで上映している映画館ですが、一度も入ったことがありませんでした。
「一度ぜひ…」と思いながら過ごしていましたが、7月26日、「母なる大地で女たちは、愛の種を撒き、人生の実を刈り取っていく―」という看板のタイトルに目を惹かれ、初めて岩波ホールに足を運びました。
 映画は、第一次世界大戦下のフランスで、出征した男たちに代わり、必死に農場を守り続けた3人の女たちの物語です。映画の戦場場面は、未亡人の次男が戦場から一旦帰ってきた際の幻想シーンがたった1回あっただけですが、完全な反戦映画でしたね。
映画のチラシから少し。―「1915年第一次世界大戦下のフランス。ミレーの絵画を思わせる美しい田園風景。二人の息子を西部戦線に送り出した農園の未亡人オルタンスは、やはり夫を戦場にとられている娘ソランジュとともに、冬を前に種まきに備えなければならない。オルタンスは若い働き手フランシーヌを雇い入れる。誠実な彼女は女主人の信頼を得て、家族同然に暮らし始める。女たちだけではなく、前線から一時休暇で帰ってきた次男ジョルジュは、慎ましやかなフランシーヌに惹かれて……。」
2時間20分の映画でしたが、男たちに代わって一所懸命に農場を耕す女たちの働く場面と、次男とフランシーヌの「愛」の場面が印象的でした。
ところで、この夜の岩波ホールでこの映画を観ていた人は、なんと6名。220席の館内に、わずか6名とは……。入場率はなんと2.7%という観客で、これでは、電気代にもならないのではないか、と心配した次第です。

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