今年の1月20日から現在までほとんど毎日、世田谷・京王線・芦花公園駅の周辺を毎朝30分ほど散歩しており、
「モク拾い」を続けています。 「モク拾い」は11月27日まで、237回を数え、拾った総本数は15,455本となりました。
1日平均65本以上道路を汚していることになります。この本数は氷山の一角で、道路のあちこちにある排水溝を覗くと、
沢山の吸い殻が重なりあっており、喫煙者のモラル・マナーの悪さは極まれりの状態です。
急行の止まらない私鉄の駅の周辺の、朝わずか30分の散歩の際にこれだけの吸い殻が落ちているのですから、
都内全域・日本全国では、いったい何十万本、何百万本のタバコが捨てられているのでしょうか。
政府、自治体そしてJTは、この「ポイ捨て問題」にいつまで目をつぶっているのでしょうか。
街を汚し、川・海を汚染するタバコの吸い殻、そして、毎日清掃工場で燃やされている吸い殻も、とんでもない数字に
なっているはずです。 火災の原因にもなっており、寝たばこで死亡するケースもかなりの数になっています。
JTは、例えば「タバコの吸い殻1本につき1円で引きとる」(タバコ吸い殻・デポジット制度)ことを実施すれば、
「ポイ捨て汚染」の問題は8割方解決するのでは…と思います。これは全く新しいアイディアですが、ぜひ
議論すべきテーマとなって欲しいですね。