映画「ジュディ」―喫煙シーンの多さに唖然!
【ストーリー】ジュディ・ガーランドは『オズの魔法使』(1939年)で、ハリウッド映画のスターダムへと駆け上がりましたが、次第に薬物依存や神経症に苦しめられるようになり、そのことがキャリアにも暗い影を落とすようになりました。1960年代の後半には家賃の工面にも難儀するほどの苦境に陥っていたといいます。
1968年、ジュディはロンドンで5週間にも及ぶ連続ライブを敢行することになりました。当初、精神的にボロボロになっていたジュディは、舞台に立つことすら危ぶまれていましたが、必死の思いで何とか一日目をやり通すことができました。舞台に上がった瞬間、ジュディは往時の輝きを取り戻して、圧巻のパフォーマンスを披露したのです。本映画は、最晩年のジュディに焦点を当て、彼女の知られざる苦悩、子供たちへの深い愛情、ミッキー・ディーンズ(ジュディの5番目かつ最後の夫)との恋を描き出していきます。
というのが粗筋ですが、とにかく最初から最後まで、ジュディの喫煙シーンの多さには驚きました。もっとも、1968年当時は、世界的に喫煙が当たり前の時代だったと思いますが、4番目の夫も5番目の夫も、ひっきりなしに吸っておりジュデの喫煙シーンと相まって、画面から煙が漂ってくるような感じでした。
また「酒」と「睡眠薬?」のシーンも多く、これでは[47歳]での他界も当然では、という気がしました。
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