「ワンス・アポンナ・タイム in ハリウッド」を観て
今、映画評で話題となっている「ワンス・アポンナ・タイム in ハリウッド」を観てきました。人気俳優のレオナルド・デカプリオとブラッド・ピットの二人が主演でしたが、とにもかくにも、最初から最後まで二人の喫煙シーンばかり。タバコを吸っていないシーンの方が少ないくらいで、めったやたらとプカプカ吸っているのです。この二人の他にも、女優が吸う、他の助演者も吸う、まるでタバコ礼賛の映画でした。
映画を観終わてすぐに、その映画館の中で、無煙映画大賞の審査委員長・見上喜美江さんに電話をしました。「無煙映画」を推薦する一方、喫煙シーンが沢山出てくる映画に対して「汚い灰皿賞」も選んで指摘していますので、私は「これまでの映画の中でワースト1ではないかと思いますよ」と見上委員長に訴えました。
さらにひどいと思ったのは、映画が終わって、最後の出演者の字幕や音楽が流れているその際に、デカプリオが出てきて「レッド・アップル(タバコの銘柄)は素晴らしい」などと言いながらの喫煙シーンをわざわざ挿入しているのには驚き呆れました。
これまでの全ての映画史上、最悪の喫煙シーンばかりの映画だったと思っています。
とんでもない映画でした。
スポンサーサイト
« 環境省の若手官僚「タバコと環境」についての問題意識なし l ホーム l 100回目迎えた「タバコフリー銭湯の会」 »