毎月1回、都内の銭湯に入り、その後その銭湯の近くの禁煙飲食店で懇談する―2011年から「スモークフリー銭湯の会」と名付けて、寺嶋法子さんが呼びかけたユニークな会がすでに7年目を迎えて86回を数えています。
銭湯ファンの私も、特別な用事がない限り参加していますが、毎回違う銭湯と禁煙のレストランを探して頂いている寺嶋さんの熱心な取り組みには頭がさがります。
ところで、今、東京の銭湯の数はどうなっているのか、調べてみました。すると、1960年当時、約2700軒有った銭湯が、現在は約600軒と4分の1以下になっています。
料金はどうでしょうか。1965年当時28円だった入浴料金は、1975年に100円となり、85年には260円、95年には360円に上がり、現在は460 円となっています。
さて、銭湯の良さはどこにあるのでしょうか。まず第一に、広い浴槽があります。のびのびと天井を見て手足を伸ばし、また逆に両手を浴槽にかけて背中を伸ばす、これで1日の疲れが抜けていきます。また露天風呂が嬉しいですね。東京の露天風呂は天井空間が狭く、少ししか空が見えないのですが、それでも外気にあたっての寒い露天はお勧めです。そして水風呂がある銭湯がいいですね。私はいつも、浴槽で温まったあと、水風呂に約1分入ります。上がってまた温かい浴槽に――これを4、5回繰り返して、最後は温まった後、ザンブリコと5秒くらい水風呂に入ってから上がります。これで全く湯冷めがなく、身体がいつまでもぽかぽかしていますね。そして、近くの禁煙の店に行っての生ビールの美味いこと……。
「銭湯万歳!」―これからも週に2~3回は都内の銭湯を楽しんでいきたいですね。
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