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銃とタバコ―「人を殺す」ことは同じだ

 米フロリダ州の銃乱射事件で、17名もの死者と多数の負傷者を出し、世界中にこの悲惨なニュースが駆け巡りました。これを受けてアメリカでは、トランプ大統領が被害者の親や、亡くなった高校生の友人らと面会したニュースも大きく報道されました。
 しかし、トランプ大統領は、銃規制を求める高校生や親の意見を真面目に聞いているようなふりをしていましたが、全米ライフル協会から多額の献金を受けており、とんでもないコメントを残しています。「教師にも銃を持たせればよかった」という発言です。
 テレビ朝日のコメンテーター玉川氏が、この問題について、なかなか良いコメントをしていました。玉川氏は「例えば包丁で人を殺してしまう事件もありますが、本来包丁は料理をするためのモノであるのに対して、銃というのは人を殺す目的で製造・販売されており、これは厳しく規制されて当然ではないか」という発言でした。その銃が、いつでもどこでも誰でも自由に手に入る社会、それが全米各地で悲惨な大量殺人を生んでいることについて、いったい政治家はどうしてもっと厳しい態度を示さないのか。涙ながらに銃規制を訴えた高校生に対して「教師にも銃を」というトランプ大統領を容認するのでしょうか。
 アメリカの高校生は近く大規模な抗議行動を計画しており、「銃擁護の議員の落選運動を」と呼び掛けています。
 さて「タバコ問題」も重要な政治問題となっています。厚生労働省がこれまで打ち出してきた厳しい健康増進法改正案を大幅に緩和し、飲食店の100平方メートル以下の店について喫煙可とする方針を示し、新聞各紙も厳しく批判した「社説」を掲載しています。
 自民党の厚生労働部会がこの大幅改正(改悪)案を了承したことが報じられ、私たちはこれを認めた「タバコ族議員」をこのまま黙認するわけにはまいりません。米の高校生に倣って、次の参議院選挙・衆議院選挙で、自民党タバコ族議員の氏名を公表し、1議席でも減らしていく取り組みを始めたいと思っております。
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