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満2年目を迎えた「吸い殻拾い」

 2019年1月20日から“Think Globally, Act Locally!”(地球規模で考え、足元から行動を!)を念頭に、京王線・芦花公園駅周辺の吸い殻拾いを始めてから本日でちょうど2年目を迎えました。今日から3年目に入ります。拾った総本数は36,655本となりました。1日平均では58.3本となっています◆朝の散歩の際の僅か30分間にこれだけの本数が落ちているということは、全国的には一体何百万本・何千万本が捨てられているのでしょうか◆街頭、家庭、自治体、公園等で捨てられた吸い殻は、毎日、全国の清掃工場で燃やされており、汚染物質が大気中に放出されています。また排水溝に捨てられた吸い殻は河川・湖沼を汚し最終的には海を汚染しています◆タバコ会社とコンビニ会社は早急に話し合って「吸い殻買い取り制度」を設け、1本1円でいいから引き取るべきです◆街の美観を損ない、河川・海を汚染している“ポイ捨て問題”の9割以上は解決するはずです。(渡辺文学)

「禁煙業」40年

事務所の誓うの出版社のカベに、漫画家のいがらしみちおさんの「詩」が、大きく書かれていました。
題して「画業40周年」です。私も、「嫌煙権運動」「禁煙運動」が本格的に動き始めてから、40周年
ですので、このいがらしみちをさんの「詩」には、何か特別なものを感じましたので、紹介させて頂き
ます。

いがらしみちお「画業」40周年

毎日やる
長くやる
毎日やることは
毎日やらないとわからない
長くやることも
長くやらないとわからない

毎日やると
これだったのかな
って思うときがある

長くやると
やってきてよかったな
って思うときがある

でも
それは自分にしかわからないよ
それをわかってくれるのは自分だけだよ
ああ
自分てすごいなあ
自分てすごいなあ

ポイ捨て惨歌

タバコ&ごみ「ポイ捨て惨歌」
  -吸い殻拾い555回を記念して―
             クリーン世田谷勝手連 渡辺 文学
昨年1月20日から 朝の散歩のモク拾い 
毎日・毎朝拾います 京王線の芦花公園 
駅の周りを歩きます 右手に小さなトング持ち 
左手二つのレジ袋 一つはポイ捨てタバコです
道路の上の吸い殻は 遠くからでも目立ちます 
中にはそのままポイ捨てで 危ない吸い殻火を消さず 
風でも強く吹いてれば 付近のゴミに燃え移り 
火災の危険も生じます
ゴミも沢山落ちてます ペットボトルに空き缶と 
タバコの空き箱紙くずや コンビニ・レシート目立ちます 
割り箸、ガムの銀紙も あちらこちらに落ちている 
タバコとゴミを拾ったら それをカメラではいパチリ 
これまで拾った吸い殻を 毎日メモして記録する 
とにかくポイ捨て無くしたい 区長や区議の皆さんに 
時々写真を送ります 最近コンビニ社長にもポイ捨て
禁止を呼び掛けて 手紙を送ってみたところ
セブンイレブン担当者 ファミリーマートの担当者 
続いて返事をくれました ローソンからは無視された
何も買わないこととする
電鉄会社の社長にも 手紙を送ってみたところ
サービス担当課長から 返事が届いて喜んだ
クリーン世田谷勝手連 ゼッケン付けて訴える 
街や道路を汚さずに きれいにしたいその願い 
天に届けと思ってる ゴミゼロ宣言して欲しい 

マイルス・デイヴィス

このほど、「マイルス・デイヴィス クールの誕生」という映画を観てきました。
史上もっとも有名なジャズ・トランペッターの一人として知られるマイルス・デイビス。
ジャズの歴史上、彼はどんな偉業を成し遂げたのか。そして、マイルス・デイビスとは
どんな人だったのか。約2時間の上映時間の中では、彼自身の「声」と、彼がかかわりを
持った多くのジャズメン、音楽評論家、付き合った女性たちの「想い出ナレーション」で
綴った映画でした。しかし、「タバコ」のシーンが多かったのは残念でしたね。
 彼の「声」は酷い声でした。それも道理、当時のジャズメンは、演奏中でも、
自分の出番でないときは、タバコを吸っているのです。マイルス・デイヴィスも例外に
漏れず、ヘビースモーカーであり、かつまた一時期、コカインの常習者でもありました。
 学生時代、新宿・渋谷の「ジャズ喫茶」に度々通っていた私ですが、当時は店内全体に
紫煙が漂い、自身もタバコをくゆらしながら「ジャズ」を楽しんでいた時代でした。
 今思えば「能動喫煙」と「受動喫煙」で肺をたっぷり痛め付けていたわけですねぇ。
 映画でもっとも印象に残ったのは、フランス映画『死刑台のエレベーター』の音楽
でした。映画の画面を見ながら、マイルスのトランペットが主演女優のジャンヌ・モローの
心理状況を即興演奏で表現していくのです。
 その他、場面、場面でのマイルスのトランペットに、60年ぶりに「ジャズ」の楽しさを
味わってきました。

JTの「ダーティー・マネー」(寄付金)は直ちに返却を

 最近、「新型コロナウイルス感染症」の全国的な広がりに際して「コロナ禍の子育て家庭の支援」「医療支援」などの名目で、日本たばこ産業㈱(JT)がかなり多くの地方自治体に寄付金を贈っているという情報を入手しました。
 しかし、タバコ産業から自治体が寄附金を受け取る行為は、日本が2005年に批准した国際条約「たばこ規制枠組条約」(FCTC)に違反しています。
 このことは、東日本大震災の際にも問題となりました。日本赤十字社や日本財団にタバコ産業から多額の寄付金がありましたが「たばこ規制枠組条約違反」が国際的にも問題となり、すみやかに返却されました。
 日本禁煙学会では、国際条約に反して、自治体がJTからの「ダーティ―・マネー」を受け取ることがないように呼びかけました。
【参考】
・「たばこ規制枠組条約」(FCTC)5条3項
「締約国は、政府又は準政府機関の関係者又は職員がたばこ産業から金銭又は現物による報酬、贈与又はサービスを受け取ることを許してはならない」
・13条「このような寄付行為は、タバコ使用を直接的あるいは間接的に促進奨励するという効果をもたらす恐れがあるがゆえに、禁止されるべきである」
(FCTC 5条3項ガイドライン)
・締約国は、政府又は公共セクターの政治、社会、経済、教育、あるいは地域関連等のいかなる部門に対しても、タバコ産業の利益増進のために活動している者から献金を受け取ることを許可してはならない。
(FCTC 13条ガイドライン)
・地域社会、健康推進、福祉、環境保護などの団体に直接あるいは別のルートを通じて、資金援助や現物支給の援助を行っているタバコ会社もある。このような寄付行為は、本条約第1条のタバコ産業によるスポンサー行為に該当する。したがって、このような寄付行為は、タバコ使用を直接的あるいは間接的に促進奨励するという効果をもたらす恐れがあるがゆえに、禁止されるべきである。
・タバコ会社は「社会的責任を果たす」企業活動(CSR)をやろうとしているようだが、他の分野には貢献活動をしようとしない。一般市民に「立派な」活動をやっていると宣伝することは、直接間接にタバコ使用を推奨する目的、効果を意図して行われるのであるから、禁止しなければならない。
★≪すでに寄付金を受け取っていた自治体リスト≫
子育て家庭支援30万円(松山市)/医療従事者支援100万円(沖縄県)/医療従事者支援100万円(山梨県)/コロナ対策100万円(香川県)/新型コロナ対策100万円(熊本県)/コロナ対策50万円(福山市)/新型コロナウイルス感染症の対応100万円(鳥取県)/企業版ふるさと納税を活用した寄付100万円(鹿児島県)/新型コロナ対策支援100万円(福岡市)/コロナ対策100万円(山口県)/新型コロナ対策100万円(宮崎県)/新型コロナウイルス対策100万円(徳島県)/医療従事者応援100万円(栃木県)/コロナ対策100万円(島根県)/コロナ対策50万円(福山市)/医療従事者支援50万円(呉市) 
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